毎日新聞 2014年04月22日 12時03分(最終更新 04月22日 20時16分)

 病気と自殺の関連に着目した初の大規模疫学調査で、9府県に住む40〜69歳(調査開始当時)の約10万人を、2010年末までの約20年間追跡した。 がんと診断された患者が診断後1年以内に自殺する危険性は、がん患者以外の約20倍に上るとの調査結果を、国立がん研究センターの研究班がまとめた。1年以上たつと差がなくなり、研究班は「診断間もない時期は、患者の心理的ストレスや環境の変化などに特に注意する必要がある」と分析する。

 その結果、追跡期間中に561人が自殺で亡くなり、うち34人はがんと診断されていた。がん患者以外の人が自殺する危険性を1とした場合、診断後1年以内の患者の危険性は23.9に上り、1年以上たつと1.1に減った。自殺が相当数含まれていると考えられている事故などの「外因死」の危険性も、診断後1年以内は18.8、1年以上は1.2と、同じ傾向だった。

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