きのう病院へ行った後、昼前の中途半端な時間だが作業場へ行くことにした。それで数分歩いているうちに、この体調ではしんどくてろくに集中できないと思ってまた突然に進路変更した。釜の高架下に、何年か前に若い人たちや子供たちが絵を描いていたので、あの写真でも撮って早めに帰ろうと思った。何かあったら写そうかとチビカメラを持ってきてたのだ。

南海線の方に行って見ると、前より広範囲にペンキを塗られていた。西成元気アップ作戦?はまだ続いているようだ。以前見たとき子供たちが描いた絵がほかにあったような気がするが、僕の記憶はあてにならない。テレビ番組を録画していたのがどこかにある。あとで探してもう一度見ようかな。
写真撮っていたらおじいちゃんが通りかかって「これ、やっぱり珍しいのかね?」と聞かれた。「そうですねぇ。それに下の方だけじゃなくて、あんな高いところまで描かれてるのは珍しいんちゃうかな」「そうか。この前もな、どこかの夫婦が来て写真撮っとったわ。」などと話した。

釜ヶ崎はどんどん変わっている。町は昔と比べて綺麗になった。平均年齢がとても上がったので住人はじいちゃんだらけになったが、そのために若いヘルパーさんがたくさん働く町でもあって頼もしい。安いホテルを目指してやってくる外国人も増えたので、英語の看板やメニューをかかげる店もあちこち出てきた。
(12/01 修正)

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装飾文字で「自分たちのまちは自分たちで」何とか、「今できることを」何とか
と書いてある。難しくて一部しか読めなかった。

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自分たちにできることを今ここからやるんだ、というメッセージが込められているようだ。作品としては、個人的には好きじゃない今風のストリートアートがあって・・・できれば子供たちの無邪気な絵とかほのぼのと明るいのを多めにかざってほしいのだが。でもこういう活動を進んでやってくれている人たちは大変だろうし、頑張ってくれているのだ。ありがとう。