今の住居に引っ越してきて、もう4か月ではないか。驚異的なスピードで時間が過ぎていく。まだ何にもしていないのに、どうすんねん・・・
と思ったが、先日書いていた目標分は達成したな。でもこれって本来は急げば1か月でやれたことなんだよな。のろますぎな自分が嫌になるが、仕方ないや。

あと、今回の住居ではできるだけ持ち物を処分する期間にして、1年後にたぶん最後になりそうな賃貸住居を見つけて引っ越すつもりだった。ところがちっとも物が処分できない。雑誌をやっと3冊くらい見直して捨てただけだった。

7,8年前に大阪に戻ってきたときは、ザック(パックパック)一個だけの荷物だった。これだといつでもどこにでも一人で持って動ける量だ。物は特に欲しがらない自分のはずだったが、それから何年かたつうちにやたらと荷物が増えていった。今回引っ越してきたとき部屋の真ん中に全部積み上げて見て情けなくなるほどショックだったのだ。

引っ越し荷物を運搬してくれたお兄ちゃんたちに、「一人暮らしなのにこれは多すぎるよなー」と苦笑いして言ったら、少ないほうだと言っていた。だけどそれは電気製品を持っているかどうかということみたいだったので、私とは違う別系統の暮らしの人だ。自分は大型家電とか家具を持たないから、その分かさ張らないというだけなのだ。

いつだったかテレビでNHK朝の情報番組を見ていたら、ミニマルライフとかいう生活をしている人たちが増えていると紹介していた。
その人たちは、洗濯機や冷蔵庫を持たない、炊飯器や電子レンジ、トースターを持たない。冷暖房器具やほかにテレビ掃除機を持たない人もいる、という風。ここに並べたのは全部家電なんだが、そういう物は私も一つも持っていない。だがエアコン付きの部屋だし、テレビはパソコンで見ているし、レコーダーやチューナー、ラジオなどは持っている。扇風機もあるし、引っ越してきて800円の中古ラジカセも買った。家具系で大きいのは1000円なりのカラーボックス1個と、ベランダボックス1個。あとは持てる程度の箱がいくつもあり、本やらなんやらゴタゴタした小物があり、これが場所とるのだ。ミニマル何とかいう人たちは、いろいろな種類の物がすべて少なくすっきりした部屋で暮らしていて、本当に気持ちよさそうだ。自分はそんなに極端な暮らしをしたいわけではないけれど、部屋が片付かないので、時々いやになる。

先日エレベーターが故障して、しんどい目にあった。次は低い階の部屋を探して住まないと、地震があったときなど長期えらい目にあってしまうと実感した。また頑張って荷物処分しなくちゃ。急げ、自分よ。