女性アイドルグループAKB48の握手会で、二人のメンバーが襲われたという事件。二人とも指を骨折と裂傷、うち一人は頭に傷を負った。犯人はAKBのメンバーなら誰でもいいから殺そうと思っていたという。このグループのことはほとんど知らないが、特に罪も無い弱い女性たちに何てことをするんだと怒りがわいた(もちろん普通はそうだろうけど)。

芸能界では、昔からコンサートなどで襲われる事件が発生している。たしか塩酸をかけられた女性もいたのではなかったか? 握手会ともなれば警備はかなり厳しいと思っていたのに、そうではなかった。それでも男性スタッフたちがけがをしながら犯人を取り押さえ、何とか最悪の事態はまぬがれた。

AKB運営側の警備がずさんすぎるとは思う。けれどもだ、そばには男性ファンたちがわんさかいただろうに、女性メンバー二人もがそれほどの傷を負う前に、なぜ身を挺して止められなかったのかと残念でならない。突然だったとはいっても、反応が鈍すぎるのではないだろうか(現場の状況も知らずに書いて申し訳ないが)。そんなことでは自分の現実的なパートナーでさえも守れないよ。

けがをした二人は本当に恐ろしかっただろう、痛かっただろう。凶器のノコギリで顔を切られなかっただけまだよかった方だが、心の傷は相当深いはず。事務所もそうだけど、芸能人の男性ファンたちよ、ちやほやして喜んでるだけでなくて、好きな人ならしっかり守ってやれよって思う。