2020/12/29
「老齢無戸籍問題」の厳しすぎる実態  井戸 まさえ

コロナ禍でのクリスマス・イブの夜、産経新聞が流した一本のスクープが大きな話題となっている。

「《独自》無戸籍の親子宅で母親餓死 大阪 『助け求められず』」

大阪府高石市で9月、無戸籍の女性が餓死したが、女性は死亡当時78歳とみられ、同居していた息子(自称49歳)も無戸籍だった。「生活費が底をついた。自分たちには戸籍がなく、救急車を呼ぶことや市役所への相談はできなかった」と話したという。

なぜこの母子は社会福祉の網から漏れてしまったのだろうか。なぜ行政はかれらを見つけられなかったのだろうか。

令和時代の『誰も知らない』 
「母親が亡くなった」。息子が近所の男性に助けを求めてきたのは今年の9月のことだった。男性が自宅を訪ねたところ、住人の高齢女性が布団の上で倒れており、既に死亡していた。餓死だった。

女性は内縁の夫と息子と3人暮らしだったが、2016年に夫が死亡。その遺産の数百万円を切り崩して生活していた。最近は老齢となり、歩けなくなった女性を息子が介護していたという。

夫の遺産で生活していたが底をつき、息子は知り合いに借金を申し込んで断られ、代わりにそうめんをもらい、女性と一緒に食べたのが最後の食事だった。最期の3週間は塩と水だけを与えていたという。
続き https://mainichi.jp/articles/20201228/k00/00m/040/338000c


《独自》無戸籍の親子宅で母親餓死 大阪 「助け求められず」
2020.12.24 20:40産経WEST

 大阪府高石市の民家で9月、住人の高齢女性が餓死していたことが24日、分かった。女性は40代とみられる息子と2人暮らしで、いずれも無戸籍だった。息子も衰弱して一時入院し、「無戸籍だったので助けを求められなかった」などと周囲に話しているという。
続き https://www.sankei.com/west/news/201224/wst2012240031-n1.html

餓死母親の息子「無戸籍で助け求められず」水と塩で…
2020.12.27 18:08産経WEST

https://www.sankei.com/west/news/201227/wst2012270007-n1.html