幸福の科学出版リバティ8月15日の記事を今ごろ読んだ。
「終戦の日に幸福実現党党首らが靖国神社を参拝 英霊の御魂が望むこととは?」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=13382


旧日本軍は自国の兵卒をも簡単に殺すカルト宗教的侵略軍だった。英霊は「幸福実現党」の間違った戦争認識に怒っているだろう。この記事には、
【大東亜戦争は、祖国の防衛と、欧米列強からアジア・アフリカの植民地を解放し、白人優位の人種差別政策を打ち砕くための"聖戦"だった。】と書いてある。

もちろん詭弁である。幸福の科学教団は認めたくないとしても、実際の日本は侵略国だった。欧米人から植民地を奪って日本帝国の植民地に作り変えていただけだった。八紘一宇というスローガンの元、宗主国を気取った日本帝国の軍隊がアジア各地で行ってきた残虐な仕打ちを見れば分かることだ。日本人優位の人種差別政策をアジアに拡大する戦争だった。アフリカのことなど大東亜戦争とは関係が無い。

ただこれらの国の奪い合いで元の支配層を破壊した日本軍までがほぼ全滅し、植民地国にも独立するチャンスがめぐってきたということなのだ。日本軍は解放した訳ではなく占領に失敗したのであり、新独立国家が自分たちで勝ち取った栄光だ。それを日本が救世主であるかのように自画自賛して正当化するような、恥ずかしい人間になってはならない。

日本の敗戦後も、植民地独立のために現地の人たちと協力する日本兵がいた例はある。それは捕虜になるより玉砕せよと洗脳された軍人たちが戦闘をやめなかったということもある。すでに日本に支配力は無い。それを分かった上でお互いの敵を相手として戦った。
また、日本軍の中にもごく僅かではあるが本当に植民地独立のために働きたいという人が存在したということである。日本の大本営としてやってきたことは始めから無謀な侵略であったが、軍隊には様々な人たちが召集されていたのだから、敗戦後もアジアの未来のためにと戦った人も中にはいた。それは稀有な存在だった。その人たち個人をほめるのなら理解もできるが、傲慢で残虐な侵略行為を繰り広げた旧日本軍そのものを聖戦の名の元で祀り上げてはならない。それでは自国民をも迫害した日本帝国という亡霊の宗徒となるだけだ。

悪しき自国の歴史を反省して更生しなければ、真の愛国精神は育たない。
(一愚人より)