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國譯一切經 阿含部1 良品1000円すぐに飛びついた

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ネットで見つけた「國譯一切經 印度撰述部 阿含部1」千円ぽっきりだった。送料足してもむちゃくちゃ安い。発行日が平成10年(改定8刷)だったので、まだ新しい方なのは分かっていた。だからこれはいいと思って即決したのだが、実物を見ないと分からない。送られてきたものはと言うと、ほぼ新品同様のピッカピカ。貼られた値札を剥がしたあとが残っている程度だった。ありがたやぁ。今は古書店の共同ウェブサイトがあるので探しやすく、すごく便利な時代だ。こんな掘り出し物にお目にかかるとは。

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この一巻は以前持っていたけれど、かなり状態が悪かったので処分していた。 ただその中から、漢訳阿含とパーリ仏典ニカーヤの対照表なんかをばらして残していた。念のため保存していたんだけれど、研究者ではないからそこまで読まないし、結局は不要だった。
安くて美しいものを入手してとっても嬉しいのだけれど、いまや読書がつらくなってきているので、いつ読めるかは分からない、、、w 値段の安さで所有欲がわき、また持ちものが増えただけとも言えるか。さすがに古い分は要らないので処分しよう。

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『新訳仏教聖典』大法輪閣版 オークションに1円スタート商品があった

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古びはあるが、良品に見える。パラフィン紙もまだきれいだ。持っていても欲が出る。他人にたった1円や100円程度で落札されると何か自分が損した気分になる変な心理。買わないけど気になるバカな自分である。

ヤフオク商品ページへのリンク || 新訳仏教聖典 大法輪閣版

新訳仏教聖典
 

06/10
オークション終了間際までに160 円程度で止まっていたようだ。それから競り上がりはじめたのか、1,401円で落札されていた。

(税0円

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日本仏教文化協会発行 『現代語仏教聖典 釈尊篇』より
第一章 道を求めて


第二節  苦悩


 一。太子は、デーバダハ城主の女ヤソーダラーと結婚したが、美しく優しい妃の愛も、善美を尽した夏・冬・雨期・三時の宮殿も、歌舞・管絃の宴楽(うたげ)も、太子を、人生への疑惑から解放し、その苦悩を医するものではなかった。
  「栄華も、健康も、青春の誇りも、この私にとって何であろう。人は早晩病まねばならぬ。そしていつか年老いてゆく。死もまた免れ得ない。生存の喜びは、所詮は消えてゆく泡沫(うたかた)に過ぎないのではないか。
 生きている、ということは、求めている、ということに他ならない。しかし、この欲求にも正しいものと、誤ったものとの、ニつがある。人が、老と、病と、死から、逃れられないことを知りながら、なお、若さと、健康と、生に、執(とら)われていることは誤りであり、この誤りをさとって、老と、病と、死とを超えた世界、人間のあらゆる苦悩から、解放された境地を求めることは、正しいことに相違ない。
 いま私が、求めているのは、この誤ったものではないだろうか。」


 ニ。太子は、ある日、城の東門を出て老人に、他日、南門を出て病人に、またの日、西門を出て葬列に遇い、老・病・死の苦を切実に感じたが、一日、北門を出で、静かに歩を運ぶ一人の修道者に深く心を打たれ、林園に入って、寂かな瞑想に沈んでいた。


 三。薄暮、父王の使者は、王子の出生を告げた。太子は、「ラーフラ(障礙)が生れた」と呟(つぶや)かれたので、生れた王子は、ラーフラと名づけられた。


 四。帰城を急ぐ太子の駕を迎え、少女『美わしのゴータミー』は、高楼(たかどの)から、嬉しさの想いをこめて
   倖(しあわ)せなるかな その父よ、倖せなるかなその母よ。
   かかる子をもちて 倖せなるかな。
   かかる夫に侍(かしず)きし ああその妻は、倖せなるかな。
 太子は、その歌声に、『静かなさとり』を感じ、自ら宝珠の頸飾(くびかざり)をはずして、少女に贈った。

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中山書房佛書林
http://www.kotobuki-p.co.jp/nakayama/index6-1.htm#kihon
書籍案内より
南方仏教 基本聖典  ウ・ウエープッラ 著
上座部仏教教団で、日常使用され現に読誦されて、日々の寄り所となっている。お経を集めた日本語版。
増補改訂版B6/235P 価格 ¥2,365(本体価格¥2,190+消費税¥175)
大きな書店に行けば仏教書の棚にあるだろう。日本仏教で言えば、天台宗とか禅宗など各宗派の基本聖典といえるようなものが市販されているが、大乗仏典のほとんどは釈迦とは関係がない。この「南方仏教基本聖典」は釈迦教団の末裔である上座部系の基本仏典を集めたもの(「ニカーヤ」漢訳でいう「阿含経」系)。家庭でも読誦されるという。以前一度手に取って見た程度だが、平易な現代語に訳されていたように思う。


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むかし読んだ『維摩経』の印象を少しだけ覚えている。
この大乗経典では、前提として優れた知恵を持つ仏弟子、「文殊」の存在がある。実際には経典に登場するような文殊は釈迦の弟子としては存在しなかった。当時の新宗教だった大乗派閥側が、正統仏教たる部派教団に対抗するためのカリスマとしてつくり上げたようだ。部派側で尊ぶ実在した釈迦弟子(阿羅漢)より優れた人物として、大乗派閥にはスターが必要だったのだ。

さらに維摩経で創作が拡大する。出家者の中でいちばん優れた智慧のひと文殊でさえ、在家信徒である維摩詰との議論にはかなわなかったという話が作られた。教理が色々と盛り込まれ、維摩の思想が正しいかのような進行となっていく。こうして在家でも出家に勝る、超えられるということになった。そうなると、仏道成就のために財産や家族を捨てて出家しないでも良いことになる。在家中心主義と言っても良さそうな風潮が現れてきたのではないだろうか。

この程度の印象しか無い。特に釈迦があまり意識してなかった「空」に関する思想が盛り込まれていた気がするがもう分からない。いつかまた抄訳くらいは読むつもりなので、気に留めてみよう。

山口益(編) 『仏教聖典』

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仏教聖典刊行会 山口益(編) 平楽寺書店 発行
昭和49年 初版。1185ページ。
現在は絶版。手持ちの本で昭和61年発行第4刷。

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この本は市内の図書館に収蔵されてなかった。買うほどには関心は無かったけれど、shky(シュカイ)168という方のツイッターを見て、やはり一度は読んでみたいと思った。再版を望む声が多いという。その本から以下の部分を引用してあった。

https://twitter.com/shky168/status/446331322735161345
2014年3月20日 @shky168
「本書は第一部阿含仏教、第二部大乗仏教に大別し、さらに第一部を仏伝と阿含仏教の教理に分かち、第二部では般若系統の経典から密教系統までの主要経典十四を選択し、大乗思想の展開を配慮しつつ稿を進めた。
そして阿含から大乗への接点として『ジャータカ』を挿入し、布施・忍辱等の菩薩行を考慮しつつ、大乗の六波羅蜜行への展開をあとづける。
また仏教が広く世界宗教として意義づけられた点を注意して、アショーカ王の法勅を「大乗経典総説」の中に収録して、その理想と具現化のあとをたどっている。」

中古を見つけて入手。阿含経典の割合が少なくて、はじめはちょっと残念に思った。ところがページ数としては阿含だけでも288ページあり、ふつうの書籍一冊分あると気づいて満足。大乗経典はあまり関心がないのだが、時代を経てどのような思想が加えられていったのか、気が向いたときに読んでいこうと思っている。でも文章読むのが苦手になってしまったので、なかなか進まない。

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増谷文雄 『阿含経典による 仏教の根本聖典』

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商品説明より
ブッダの教えと言行を最も忠実に伝えるとされる阿含経典の中から、仏教学の権威が入念な配慮の下に精選し、定評ある流麗な訳文で、釈尊の姿を一巻の中に美事に再現した座右必備の根本聖典。
単行本: 334ページ 大蔵出版; 新訂版 (1993/10)
増谷文雄 ウィキペディア
1902年2月16日 - 1987年12月6日)

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手元の本奥付を見ると、初版が1983年発行で1985年に再版となっている。現在刊行分は新訂版になっているようだ。

すべて『阿含経典』から編纂・翻訳されていて信頼できる。出典も漢訳阿含経とそれに対応する南伝大蔵経の併記がされている。短い経典が多数収録されていて、釈迦の説法を知るには、非常にわかりやすい構成。素晴らしい。ただ注釈が無いので、初心者だと仏教用語の意味がとりづらいという感想もあった。増谷氏の著書には雑阿含経(相応部経典)を訳した『阿含経典』シリーズなどがあり、それらを読むと理解はより深まるだろう。

 木津 無庵 (編) 『新訳仏教聖典』

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大法輪閣 発行 単行本: 720ページ
改訂新版  第1刷昭和51年 
手元にあるのは平成3年発行の第12刷で、3500円。
たまに中古がネットオークションに出品されているのをみかける。

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阿含経から多くの題材をとっており、大乗経典まで含めて幅広く編集した聖典。非常にボリュームのある一冊。一般の我々は『大蔵経』などとても読みこなすことはできないし、その必要もないだろう。重要な経典は仏教学者や学僧さんたちがこのように苦心してまとめてくださっている。出典も詳しく記されており、経典全般を勉強したい人にとっては良著。絶版となっているのが惜しまれる。


木津無庵 ウィキペディア

慶応3年2月18日(1867年3月23日) - 昭和18年(1943年)9月12日)
大正・昭和期の真宗大谷派の僧侶。『新訳仏教聖典』の翻訳者。本名は祐精。

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『仏教聖典』 講談社学術文庫

仏教聖典

仏教聖典
著者:友松円諦
価格:1,350円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る


友松氏が『阿含経』をもとにまとめられた旧著が文庫化されたもの。内容が充実している。文字が小さいのが辛いのだが、その分収録量が多いのでお買い得だと思う。文語体なので読みにくいという人もいる。自分は愛着があって好きだけど、集中力が衰えてしまった今では読むのが大変な量。

ウィキペディア 友松円諦(ともまつ えんたい)
1895年(明治28年)4月1日 - 1973年(昭和48年)11月16日)
日本の宗教家、仏教学者である。幼名は春太郎。全日本仏教会創立者。
商品説明より

苦悩に満ちた古代インド社会の中で、敢然として求道・布教に起たれた釈尊の姿を、最古の諸教典を素材とした格調高い文章で再現する。原始仏教のみずみずしい生命力が漲っている本書は、現代の人々に真の安心への道を説き示し、勇気と希望を与えるだろう。全日本仏教会の推薦を受け、広く各宗にわたって支持され、また篤信の人々によって全国津々浦々にまで普及せしめられた仏教聖典の決定版。まさに、万人のための座右の書である。
文庫: 441ページ 出版社: 講談社 (1981/8/6)

『アマゾン』なら中古本が 100円程度からある。

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