2019/6/7 13:32 (2019/6/10 15:12 更新)

 医療の進歩や餌の品質向上により寿命が延びる中、高齢になったペットをどう介護するか、飼い主が頭を悩ませている。介護サービスは増えているものの費用がネックになるなど、気軽に利用するにはまだまだハードルが高い。飼い主側も高齢の「老老介護」では、状況はさらに厳しくなる。家族の一員であるペットの最期に寄り添うのは、簡単ではないようだ。〔中略〕

 ただ、介護サービスの費用負担は重い。地域や犬のサイズで異なるが、老犬ホームは年間60万~70万円、デイケアは1日3千~5千円ほどとされる。こうしたサービスを利用できない場合、高齢のペットは引き取り手を探すのも難しく、保健所に持ち込まれて殺処分される例が珍しくない。

 13年度施行の改正動物愛護管理法は、ペットが亡くなるまで適切に飼うことを飼い主の責務としたが、福岡市東区にある東部動物愛護管理センターの吉柳善弘所長(49)は「夜鳴きの世話や医療費負担が苦になり、疲れ切って持ち込む人は多い」と明かす。
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