さいき まこ@『助け合いたい』発売中! @SaikiMako  5月12日
こうした「感謝の行事」は、特段の事情のない生徒にとっても悪影響だと私は思います。事情のある生徒への配慮は陰で行われるため、その存在は見えない。すると「誰もが親の愛に恵まれて育っている、親に感謝するのは当然だ」という思い込みが生じる。こうして事情のある家庭はますます見えなくなり(続


さいき まこ @SaikiMako  5月12日
「標準」から外れたものを受け入れない下地をつくっていくことになる。事情があって親に感謝「できない」人もいるのに、そういう人を責め「親は本当はあなたを愛している」などと頓珍漢なことを言う風潮も生む。
以下は記事で取材に答えた当事者(記事中の教頭の中学とは無関係)のコメントです。(続


さいき まこ @SaikiMako  5月12日
①父が突然いなくなり、連絡も途絶えた深堀麻菜香さん(19)。中学卒業前に学校で親への手紙を書けと言われ「いない父に書くことは何もない」と悩んだ。深堀さんの中学では、手紙は鉛筆で下書きした後、担任が点検しOKが出れば清書。「いいかげんなことを書いても、どうせ書き直しをさせられる」(続


さいき まこ @SaikiMako 5月12日
そう思い、母に宛てて「仕事をしながら育ててくれてありがとう」と記した。
深堀さんは「親と一緒に暮らせない事情はさまざま。多様なライフスタイルがあるのに、『両親を敬え』みたいな風潮は時代に合わない」と語気を強める。
(②に続く


さいき まこ @SaikiMako  5月12日
②唯さん(17)=仮名=は、中学校卒業時に学校で家族に感謝の手紙を書くようにと言われ、担任に抗議した。3歳で両親が離婚。父はいなくなり、病弱だった母は唯さんを養育できず、児童養護施設に預けられた。次第に「1人になれる空間はどこにもない」と息苦しさを感じるようになった。(続


さいき まこ @SaikiMako 5月12日 
担任に「施設の先生は家族じゃない。親にも面倒は見てもらってない。どうしても書けない」と言ったが、担任も「ちょっとでも書いてみろ」と譲らない。結局、部活の顧問に宛てて書いた。「私にとって家族は実態がないもの。感謝しろと言われても分からない。学校の先生は何も分かっていないと思った」


さいき まこ @SaikiMako  5月12日
記事はほかに「感謝 強制すべきではない」という松本伊智朗・北大大学院教授のコメントや、精神障害を持つ親とその子どもを支援するNPO法人「ぷるすあるは」の『家族にありがとうがしんどい子どもたちがいます』という動画(youtubeで公開)のことなどが書かれています。ぜひお読みください。


さいき まこ @SaikiMako  5月12日
思うに「配慮」って、そんな簡単にできることじゃないです。その子のプライバシー領域まで踏み込んで事情を把握するのは無理だし。仮に事情がわかったとして、抱える問題はそれだけとは限らない。頼れる人が誰もいない、拒絶されたなどの場合、自尊感情の傷つきは教員の想像をはるかに超えています。


さいき まこ @SaikiMako 5月12日
拙著『神様の背中』でも、この問題を取り上げました。国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦さんがご推薦くださっています。お読みいただけたらうれしいです。
『(この漫画にあるのは)、残念ながら、格差が拡大した現在のわが国にはざらに存在する出来事なのです』
https://www.facebook.com/matsumoto.toshihiko/posts/1239887669424556 …


yu-oshi @yu_oshi  5月12日 その他
返信先: @SaikiMakoさん
2分の1成人式などの行事は教員や管理職も大変苦しんでいます。現場としても時間が取られる割に教育効果が上がらない、記事のように傷付く児童もいるなどの理由で本音はやりたくない方が多いです。しかし、子供に感謝されたい保護者の要望が多い為にやらざるを得ない現状があります。


yu-oshi @yu_oshi  5月12日
実際に過去の勤務校ではこのような問題もあることから年々規模を縮小して開催を無くしたこともありました。しかし、「なぜ、なくしたのか?」「上の子の時に感動した。下の子が経験できないのはおかしい。」などのクレームの電話が沢山ありました。


yu-oshi @yu_oshi  5月12日
このように子供や生徒が傷付く行事や教育内容にならないように現場も努めつつ、保護者の方への啓発もしていかねばならないと感じました。(勿論、理解ある保護者の方も沢山います。)

その他つづく
https://twitter.com/SaikiMako/status/994948101566676993