初回放送 2015年12月6日(日) 

法律で定められた行政への届け出を行っていない“無届け介護ハウス”が、全国で急速に拡大している。背景にあるのが、正規の老人ホームに入れず、家族による介護も受けられない高齢者の急増だ。比較的収入が少なくても入所できる「特別養護老人ホーム」(特養)は、52万人が入所待ちの上、今春には、入所条件が要介護3以上に限定され、入所はさらに難しくなった。(中略)

「無届けの施設」と聞くと、「悪い施設」を思い浮かべてしまうかもしれません。しかしそこで暮らす高齢者は、入居待ちや利用料の問題で正規の施設には入れなかった人ばかり。もし法律に従って届け出がされると、個室になって利用料が上がるため、行き場を失ってしまうのです。