中学のころだったろうか、学校の校舎間にコンクリートの渡り廊下があった。自分はそこに立っていた。そこへ同級生の女の子が通りかかった。僕はたぶん一度も話をしたことがない子だ。おとなしくてクラスでもあまりはしゃいだりしない地味なタイプ。僕はとっさに片足を出した
2014/10
体が痛くて死にたいと言っていたおばあちゃん
一昔まえに住んでいた地区では、となりに孫と二人で暮らしているおばあちゃんがいた。たしか80歳を超えていた。孫といっても年齢はもう30歳代の男性。人のプライバシーを特に知りたいとは思わなかったのでよく分からないが、孫のご両親は早くに亡くなっていたようだ。それで